京都国際映画祭 -映画もアートもその他もぜんぶ-

かつて廓として栄えた島原も時を経て、華やかな町の姿は表から姿を隠し、今では大門や石畳が残る町の姿がその記憶を語り継ぐ。
新しい移住者を引き寄せる土地の力は記憶とともに静かに今も宿るように思う。
本作は現在の静かな島原を歩きながら出会う人々と町の記録と、この場所が持つ記憶に耳を傾ける映像作品である。
作品を見た方、参加した方の元気の源に少しでもなれれば幸いです。