サイレント/クラシック映画
クララ・ボウの気ままなレディ
©️おもちゃ映画ミュージアム
作品解説
貧しい家庭で育ったクララ・ボウ(1905–1965)は、10代の時にアメリカの美人コンテストで入賞し、映画界に入る。1927年、英国の女流作家エリナー・グリーンの小説『It』を映画化したコメディ作品「あれ(It)」で、健康的なお色気を発散するデパートガールを演じて、大ヒット。20年代の女性のイメージである"IT Girl"と呼ばれるようになる。エリナー・グリーンは自らハリウッドに出かけて『It』に相応しい女性を探し、クララ・ボウを選び、彼女にエレガントな行儀作法を教え込んだと言われているが、その先駆けとなったこの作品のキャラクターは、まさに"IT Girl"である。
この物語では、裕福な家庭の娘ブルーデンス・セヴェリンを演じる。気ままで、無謀な彼女の行動は、父親にとって頭痛の種。彼女を守るために刑事が雇われたが役に立たない。次にドナルド・キースが雇われ、クララの見張り役を任される。が、…。
キャスト
クララ・ボウ
カメリータ・ゲラティ
ドナルド・キース
リー・モーガン
フランシス・マクドナルド
活動写真弁士: 大森くみこ
ピアノ演奏: 天宮遥
翻訳: 吉川恵子
監督・作品データ
監督 | ダラス・D・フィッツジェラルド |
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脚本 | エドガー・フランクリン |
国 | アメリカ |
公開年 | 1925 |
コピーライト | ©️おもちゃ映画ミュージアム |