地域発信型映画
京都国際映画祭特別バージョン 愛媛県「船長さんのかわいい奥さん」
©2018地域発信型映画「船長さんのかわいい奥さん」製作委員会
提供:イオンエンターテイメント株式会社
作品解説
愛媛県のとある島に住む若い夫婦。夫の職業は内航船の船員で、三ヶ月の乗船、一ヶ月陸で休暇を過ごすサイクルで生活しており、年に3回しか家に帰ってこない。
妻のあかりの生活は「夫のいない三ヶ月、夫のいる一ヶ月」の繰り返し。
夫のいない間、一人暮らすあかりは近所の奥さんにおすそ分けの芋をもらい、毎朝の楽しみのコーヒーの豆を海沿いの店に買いに行く。結婚して2年、あかりにとって夫がいる生活の方が特別になりつつあった。
そして、またいつもと同じように夫が帰ってくる。
三ヶ月ぶりの夫婦生活。変わらないことと、変わり行くこと。二人の“特別な”時間についての物語。
PRポイント
今回撮影のメイン舞台となった、今治市の伯方島は海運と造船の島として有名。
瀬戸内海にある自然豊かな伯方島を、より多くの人に知っていただきたい。
他では感じられない、穏やかに流れていく時間、きれいな山、透き通った海。
島ならではの生活習慣や方言にも注目していただき、地元では当たり前の光景や、内航船員の仕事を全国的に知って頂く機会にしたい。
キャスト
澁谷麻美
松浦祐也
前田多美
石山大輔
齊官昌伍
杵築拓也
矢端名結
林美恵
林源太
監督・作品データ
監督 | 張元香織 |
---|---|
監督プロフィール | 1981年茨城県生まれ。 多摩美術大学造形表現学部卒。大学卒業後、映画の助監督をスタート。近年では、 横浜聡子監督『俳優 亀岡拓次』、菊地健雄監督『ハローグッパイ』、瀬々敬久監督『最低。』、 越川道夫監督『二十六夜待ち』などで助監督として参加。 本作品が長編初監督。
今回主な撮影地となった愛媛県今治市の伯方島、大島、大三島は、瀬戸内海に浮かぶ、それぞれ近い島々ですが、特色は全く違います。 伯方島は島民の多くが昔から船の仕事に携わってきました。大島は石材業が盛ん、大三島は柑橘類の栽培が盛んです。 暮らしの風景の中に海と島と船があり、みかん畑があり、その暮らしや風景は昔から変わらないもの、変わっていくものがあります。 この映画の主人公のあかりは、島での仕事と生活、変わっていくもの、山や海や人や生き物をとても正直に見つめながら暮らしています。 そんなあかりを通して、生きることの葛藤と豊かさに触れたいと強く思い、この映画ができました。
|
脚本 | 張元香織 |
制作プロダクション | よしもとクリエイティブ・エージェンシー |
撮影 | 鎌苅洋一 |
音楽 | 佐藤和生 |
プロデューサー | 金森保 |
国 | 日本 |
公開年 | 2018 |
コピーライト | ©2018地域発信型映画「船長さんのかわいい奥さん」製作委員会 |
提供 | イオンエンターテイメント株式会社 |