大林宣彦の玉手箱―ワンダーランドな空想映画館―
ÉMOTION 伝説の午後=いつか見たドラキュラ

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作品解説
1960年代、大林がテレビコマーシャルを演出するその傍ら1年をかけて作り上げた、16㎜フィルムによる自主映画。
全編にわたり大林が敬愛する西部劇や吸血鬼映画へのオマージュが散りばめられており、とりわけロジェ・ヴァディム監督『血とバラ』に捧げられている。
独特のカット割り、コマ撮り、大胆な字幕の使用など、個人映画時代の集大成であり、後に続く大林映画の「原点」ともいえる作品。
公開当時はアンダーグラウンドブームに乗り、全国の大学祭5分の3で上映されたという伝説が残っている。また今もなお、国内、海外の映画祭等で上映され続けている。
キャスト
石崎仁
町田圭子
喜多村寿信
宗東美
高橋一郎
立川多美子
森みすず
大林千茱萸
ナレーション:羽生杏子(大林恭子)、ドナルド・リチ―
監督・作品データ
監督 | 大林宣彦 |
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脚本 | 羽生杏子(大林恭子) |
撮影 | 大林宣彦、小谷映一 |
音楽 | 宮崎尚志 |
国 | 日本 |
公開年 | 1966 |
コピーライト | ©️PSC |